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『巫女神道探訪記 ― 日本的アニミズム感覚の源流を訪ねて ―』(12) 天孫系巫女神道の秘儀・秘伝化および皇室神道や皇別・天神系巫女神道との別れ
(岩崎純一 at 07/30 14:58)
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天孫系巫女神道の秘儀・秘伝化および皇室神道や皇別・天神系巫女神道との別れ
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【リンク元】
岩崎純一のウェブサイト 特設サイト 「神道・仏教研究」 (http://iwasakijunichi.net/shinto-bukkyo/)
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神代の巫女 --- 2013年1月26日

 このご一族の言い分をすべて史実とすると、岩崎様のおっしゃるとおりになると思います。簡単に言いますと、神武天皇から今上陛下までの125代分の天皇のうち、初期の数名の天皇(この皇別のご一族、すなわち、多氏系息長氏が誕生したときまで)を除くすべての天皇が正当性を否定されるべきものであると、私たちには読めます。現皇統と血縁関係が見出せない神別系巫女神道家の私たちからすると、耀姫様ほかご一族のご見解はあまりにも驚かされるご見解です。

 一部だけ取り上げますが、一応、先ほどの耀姫様の記事から、私たちと共通認識と思われる内容を挙げてみます。耀姫様のご一族に遺る伝承は、かなり多くの学者の間でオカルト扱いされているようですが、耀姫様も、日ユ同祖論を否定して、古代オリエント・イスラエルの多神教の商人たちの中には日本に渡った人たちもいる、という程度の適切な説明をしているあたりは、『記紀』などよりもよほど史実に忠実だとは思いますので。
 ホツマツタヱ、カタカムナ文献に対しても真っ向から否定されており、実に心地よいご発言をされる方ではあります。
 それにしても、いつからイスラエルの部分がユダヤにすり替えられるようになったのか、不思議です。私の社家で言われているのも、多神教時代のイスラエルと日本神道との共通点のことです。

「巴紋と託宣の儀式から紐解く古代日本史。(卑弥呼と天照大神の実像)」(耀姫の日記)
http://d.hatena.ne.jp/mayumi_charron/20100218/1266474872

「私達の一族はというと、姫姓を持つ母系の継承を行う、秦氏を束ねる太陽の巫女の家柄ですから、新政府の教部省といえども、手を触れることなど出来はしませんでした。日巫王(天照大神)の血筋とされる巫女集団に対して、身分を知っていながら下手なことを口にすれば、不敬罪を理由にその場で首を斬り落とされかねない時代です。私達の一族は、平安京建設の頃からの史料を見れば明らかなように、一族の長として表向きは男子を立てますが、長の地位の男系の継承を認めず、朝廷や重臣達を経済的に後ろから援助しても、権力中枢からは一定の距離を置いて、くだらない政権争いなどに巻き込まれないようにしながら、代々古い文化を伝承してきました。ヤマト王権が成立した時代の、日の巫女の一族と皇室の関係は、江戸時代で言えば、皇室と将軍の関係みたいなものだったようです。」

 この論は、私たちの家系と似た経緯を辿っていますし、的確な指摘と思います。

「それ以前の問題として、古い時代から皇室は仏教徒化して古い伝統を失っていったので、日の巫女の一族から、かなり低い評価を受けていたようです。」

 皇室の仏教徒化がそのまま皇室神道の衰退と同義となるとは限りませんが、耀姫様としては、仏教色に染まる皇室と巫女神道との決別がかなり早期に始まったとのご見解をお持ちのようです。

「日本書紀では、天皇の威信に傷が付かないように配慮されていますが、古事記には起こった出来事がそのまま載せられているケースもあるようです。」

 この一文も、母系巫女社会ではよくある見方ですので、不自然ではないです。このあとの部分は、岩崎様がおっしゃったとおりです。

「今では、一般の神社の神事で見られる巫女舞は、奉納を目的とした舞がほとんどです。託宣の舞の旋回の動きを知る人は減ってしまっています。」

 このような、巫女神道の現状についての懸念はそのとおりで、私たちのこれまでの議論と重なるかと思います。

「じつは、私達の一族の代々の日の巫女のなかには、中国側の文献では卑弥呼(日巫王 ピミヲ)と呼ばれた、古代の日本を代表するような有名人が含まれています。日本書紀の編纂者達は、過去に、中国の王室から臣下
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